裁判例結果詳細

事件番号

昭和34(ネ)2707

事件名

損害賠償請求事件

裁判年月日

昭和37年5月26日

裁判所名・部

東京高等裁判所 第八民事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第15巻5号363頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

騒音、震動による不法行為が認められた一事例

裁判要旨

居住者のある建物を買受けた者が、その建物内に輪転機、活字鋳造機を据え付け、印刷等の操業を行う場合に、騒音を発し、それに伴う震動と相俟つて、居住者の平穏を乱し、安眠を妨げ且つ思考の統一を妨げその騒音および震動が社会共同生活上忍受すべき限度を超えたときは違法となり、不法行為を構成するものと解すべきである。

全文

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