裁判例結果詳細

事件番号

昭和34(う)1670

事件名

道路交通取締法違反業務上過失致死同傷害被告事件

裁判年月日

昭和35年5月31日

裁判所名・部

東京高等裁判所 第八刑事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第13巻5号385頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

無謀操縦と業務上過失致死傷との関係

裁判要旨

飲酒酩酊しそのままでは前方を注視することもハンドルを確実に操作することもできない状態にあるものが、自動車を運転し前方を進行する自転車に気付かずこれに衝突して人を死傷に致したような、無謀操縦そのものが過失の内容をなす場合には、自動車無謀操縦の罪と過失致死傷の罪とは想像的競合の関係にある。

全文

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