裁判例結果詳細

事件番号

昭和33(ま)4

事件名

刑事補償請求事件

裁判年月日

昭和34年2月5日

裁判所名・部

東京高等裁判所 第一一刑事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第12巻1号1頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

勾留状によらない不当拘束と刑事補償法による補償の請求

裁判要旨

勾留被告事件が無罪となり、勾留状が無効となつたので、当然釈放されるべきものを当該公務員の故意或は過失によつて、即日釈放されずその翌日に至つて釈放されその間不当に拘束されたことを事由として補償を求めるというのは、勾留状による勾留期間に対する補償請求ではないから、刑事補償法に基づく補償の請求としては許されない。

全文

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