裁判例結果詳細

事件番号

昭和26(う)4483

事件名

昏醉強盗強盗傷人強盗未遂窃盗同未遂詐欺及び昭和二二年政令第一六五号違反被告事件

裁判年月日

昭和26年11月26日

裁判所名・部

東京高等裁判所 第九刑事部

結果

棄却

高裁判例集登載巻・号・頁

第4巻13号1969頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

一、 控訴審の性格 二、 刑法第二七条の「刑ノ言渡ハ其効力ヲ失フ」の意味

裁判要旨

一、 控訴審は、第一審の判決が判決当時の法律に従つて遺漏なくなされたかどうかを審査するいわゆる事後審である。 二、 刑法第二七条の「刑ノ言渡ハ其效力ヲ失フ」というのは、法律上刑の言渡のあつたものとして取り扱うことができなくなるというにすぎず、刑の言渡のあつた事実そのものを消滅させるというのではない。

全文

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