裁判例結果詳細

事件番号

昭和27(う)2402

事件名

薬事法違反覚せい剤取締法違反被告事件

裁判年月日

昭和28年4月11日

裁判所名・部

大阪高等裁判所 第五刑事部

結果

棄却

高裁判例集登載巻・号・頁

第6巻3号333頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

一、 薬事法第四四条第三号の「貯蔵」の意義 二、 保管の意思をもつてする事実上の所持と貯蔵との関係

裁判要旨

一、 薬事法第四四条第三号の「貯蔵」とは所定の医薬品、用具、化粧品を保管の意思のもとに自己の支配内におくことを汎称するものと解すべきである。 二、 自己が保管の意思をもつてする事実上の所持は、常に右貯蔵の一態様に属するものというべく場所の特定、期間の長短、方法の如何等はこれを問わないものと解するのを相当とする

全文

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