裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
高等裁判所
- 事件番号
昭和35(う)163
- 事件名
殺人被告事件
- 裁判年月日
昭和35年6月6日
- 裁判所名・部
名古屋高等裁判所 第五部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第13巻4号354頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
逃避の可能性が存したことは正当防衛の成立を妨げる事情となるか
- 裁判要旨
急迫不正の侵害に直面した者に対し、その侵害から逃避することが可能であつたという理由だけで正当防衛の成立を否定することはできない。
- 全文
昭和35(う)163
殺人被告事件
昭和35年6月6日
名古屋高等裁判所 第五部
第13巻4号354頁
逃避の可能性が存したことは正当防衛の成立を妨げる事情となるか
急迫不正の侵害に直面した者に対し、その侵害から逃避することが可能であつたという理由だけで正当防衛の成立を否定することはできない。