裁判例結果詳細

事件番号

昭和60(う)643

事件名

殺人未遂被告事件

裁判年月日

昭和61年3月6日

裁判所名・部

福岡高等裁判所 第二刑事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第39巻1号1頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

中止未遂と認められた事例

裁判要旨

判文摘示のとおり、未必的殺意をもつて被害者の頸部を果物ナイフで突き刺したところ、流血を見て驚愕するとともに悔悟の情から、右頸部にタオルを当てたり救急車を呼んで医師の手当てを受けさせたりして被害者の一命を取り止めた場合には、任意の意思に基づく中止行為として中止未遂にあたる。

全文

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