裁判例結果詳細

事件番号

昭和27(う)3446

事件名

営利誘拐被告事件

裁判年月日

昭和28年4月1日

裁判所名・部

福岡高等裁判所 第四刑事部

結果

棄却

高裁判例集登載巻・号・頁

第6巻4号447頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

一、 犯罪事実に対する証拠調にさきだち前科に関する証拠調ができるか 二、 刑訴第三〇一条は強行法規か

裁判要旨

一、 犯罪事実に対する証拠調にさきだち前科に関する証拠調をした場合、該手続に基きなされた判決は、憲法第三七条第一項の保障する公平な裁判所の裁判でないとはいえない。また右証拠調手続は刑訴第二五六条第六項、同項に関する最高裁判所昭和二五年(あ)第一〇八九号判決、同法第二九六条但書、同法第三〇一条の精神に反するものともいえない 二、 刑訴第三〇一条は強行規定ではない。

全文

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