裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
高等裁判所
- 事件番号
昭和42(う)338
- 事件名
窃盗古物営業法違反道路交通法違反被告事件
- 裁判年月日
昭和43年3月26日
- 裁判所名・部
仙台高等裁判所 第二刑事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第21巻2号186頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
一、 古物営業法第六条違反罪に関する自白と補強証拠 二、 古物営業法第六条違反罪の中間に確定裁判が介在する場合と刑法第四五条後段
- 裁判要旨
一、 古物営業法第六条に違反し許可を受けないで古物を売買することを営業とした罪に関する自白には、営業行為自体のほか、所定の営業許可を受けていない事実についても補強証拠を要するものと解すべきである。 二、 古物営業法第六条違反罪の中間に確定裁判が介在しても、同罪が二個の罪に分割されるものではなく、確定裁判を経た罪と刑法第四五条後段の併合罪の関係に立つものではない。
- 全文