裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
高等裁判所
- 事件番号
昭和35(ネ)53
- 事件名
貸金請求事件
- 裁判年月日
昭和35年12月27日
- 裁判所名・部
仙台高等裁判所 第一民事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第13巻10号894頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
一、 利息制限法をこえる利息支払の効力 二、 利息制限法第二条の適用ある場合、名目貸付額全額に対する利息制限法をこえる利息支払の効力
- 裁判要旨
一、 債務者が利息制限法をこえる利息を任意に支払つた場合、超過分を元本、利息、損害金、費用に充当することは許されない。 二、 利息制限法第二条の適用ある場合に、債務者が名目貸付額全額に対し、利息制限法をこえる利息を支払つた場合、残元本と名目貸付額との差額に対する部分については、利息制限法第一条第二項の適用はない。
- 全文