裁判例結果詳細

事件番号

昭和28(う)353

事件名

森林法違反被告事件

裁判年月日

昭和28年11月25日

裁判所名・部

仙台高等裁判所 第二刑事部

結果

棄却

高裁判例集登載巻・号・頁

第6巻11号1606頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

町と甲との山林境界の合意につき町議会の議決を経ていない場合甲が右合意により町側のものとされた山林内の立木を伐採した所為と窃盗罪の成否

裁判要旨

町当局、町議会総務委員および甲が現地に立会つて、町所有林と甲所有林との境界を合意してその境界線に杭を打込んだ以上は、たとえ手続上町議会の議決を経ていないため右合意の効力の発生が町議会の議決を停止条件としている場合でも、甲が右合意により町側のものとされた山林内の立木をほしいままに伐採したときは、窃盗罪を構成する。

全文

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