裁判例結果詳細

事件番号

昭和36(ネ)146

事件名

請求異議事件

裁判年月日

昭和38年12月9日

裁判所名・部

札幌高等裁判所 第四部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第16巻9号823頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

執行証書における一定額の債務約束が真意に基づかないものと認められた事例

裁判要旨

一定額の支払債務負担の約束を請求権とする民訴法第五五九条第三の公正証書のほか、同じ当事者間に、右一定額を極度額とする根保証の金員融通契約に関する公正証言も存在し、後者の債権の回収を随時現存額につき強制執行によつて確保するために前者が作成されたと認められるときは、前者の債務約束は当事者の真意に基づくものでなく、これに対する請求異議の訴は理由がある。

全文

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