裁判例結果詳細

事件番号

昭和32(あ)3253

事件名

横領

裁判年月日

昭和33年10月8日

法廷名

最高裁判所第二小法廷

裁判種別

決定

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

刑集 第12巻14号3237頁

原審裁判所名

名古屋高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和32年11月11日

判示事項

不動産のいわゆる二重売買が横領罪を構成する事例。

裁判要旨

甲がその所有にかかる不動産を第三者に売却し所有権が移転したものと認められる場合に、未だその旨の登記を了していないことを奇貨とし、乙に対し右不動産を売却しその旨の登記を了する所為は、横領罪を構成する。

参照法条

刑法252条1項

全文

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