裁判例結果詳細

事件番号

昭和30(あ)2634

事件名

業務上過失致死

裁判年月日

昭和32年12月6日

法廷名

最高裁判所第二小法廷

裁判種別

決定

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

刑集 第11巻13号3187頁

原審裁判所名

福岡高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和30年7月30日

判示事項

貨車入替業務における制動手の注意義務

裁判要旨

無看視踏切を通過する貨車入替業務に当り、制動手は突放貨車に乗車するに際し、前方の安全確認義務あるのみならず、制動手としての固有の作業をなして、なお余裕ある場合は、他の係員の作業範囲に亘りて、貨車入替業務に関し危険の発生を未然に防止すべき注意義務を負うものと解すべきである。

参照法条

刑法211条

全文

全文

ページ上部に戻る