裁判例結果詳細

事件番号

昭和31(あ)4561

事件名

爆発物取締罰則違反、同幇助傷害

裁判年月日

昭和35年7月26日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

決定

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

刑集 第14巻10号1307頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和31年11月26日

判示事項

冒頭手続における共同被告人の陳述と刑訴法第三二一条第一項第二号にいう「公判期日において前の供述と相反するか若しくは実質的に異つた供述をしたとき」。

裁判要旨

刑訴第二九一条第二項の冒頭手続において、共同被告人が、公訴事実につき前に検察官に対してなした供述と相反するか若しくは実質的に異なつた陳述をし、その後の手続段階においても依然これを維持している場合には、たとえその共同被告人が証拠調の段階においては何らの供述をしておらなくとも、刑訴第三二一条第一項第二号にいう「公判期日において前の供述と相反するか若しくは実質的に異つた供述をしたとき」にあたると解するを相当とする。

参照法条

刑訴法291条2項,刑訴法321条1項2号

全文

全文

ページ上部に戻る