裁判例結果詳細

事件番号

昭和35(あ)1562

事件名

殺人、死体遺棄、死体損壊

裁判年月日

昭和36年3月30日

法廷名

最高裁判所第一小法廷

裁判種別

判決

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

刑集 第15巻3号688頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和35年6月13日

判示事項

刑訴法第四一一条第一号にあたらない事例。

裁判要旨

必要的弁護事件の控訴審において選任された国選弁護人の控訴趣意書には「控訴の理由なし」と記載してあつても、同弁護人は、量刑の当不当、法令適用の正誤、事実誤認の有無、訴訟手続違反の有無、刑訴第三七七条、第三八三条関係の各事項にわたり詳細に取り調べた上控訴の理由なしとしたものであり、また被告人の控訴趣意は量刑不当の主張のみであつて、原判決がこれにつき詳細に説示していることを認めることができるときは、原審の訴訟手続には違法は認められない。

参照法条

憲法37条3項,刑訴法第36条,刑訴法298条,刑訴法388条

全文

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