裁判例結果詳細

事件番号

昭和41(し)39

事件名

傷害

裁判年月日

昭和41年7月26日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

決定

結果

その他

判例集等巻・号・頁

刑集 第20巻6号728頁

原審裁判所名

千葉地方裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和41年5月21日

判示事項

一 起訴後余罪について捜査の必要がある場合検察官等は刑訴法第三九条第三項の指定権を行使できるか 二 検察官等が右の権限があるものと誤解して刑訴法第三九条第一項の接見を拒否した場合これに不服のある者は準抗告を申し立てることができるか

裁判要旨

一 公訴の提起後は、余罪について捜査の必要がある場合であつても、検察官、検察事務官または司法警察職員は、被告事件の弁護人または弁護人となろうとする者に対し、刑訴法第三九条第三項の指定権を行使することができない。 二 右の場合、検察官等が、そのような権限があるものと誤解して、刑訴法第三九条第一項の接見等を拒否した場合、これに不服がある者は、同第四三〇条により準抗告を申し立てることができる。

参照法条

刑訴法39条1項,刑訴法39条3項,刑訴法430条

全文

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