裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
最高裁判所
- 事件番号
昭和25(れ)1442
- 事件名
公文書偽造、公印偽造、偽造公文書行使等
- 裁判年月日
昭和26年8月28日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第5巻9号1822頁
- 原審裁判所名
大阪高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和25年6月22日
- 判示事項
尚空白部分あるも公文書偽造罪成立ありと見るべき事例
- 裁判要旨
行使の目的を以て公文書の形式を偽り、一般人をして公務所若しくは公務員がその権限内において作成したものであると信ぜしめるに足る形式外観を具える文書を作成し、以て公文書の信用を害する危険を生ぜしめたときは他の記載事項欄が空白であつても公文書偽造罪が成立する。
- 参照法条
刑法155条1項
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