裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
最高裁判所
- 事件番号
昭和25(れ)833
- 事件名
詐欺
- 裁判年月日
昭和25年12月8日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第4巻12号2510頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和24年12月12日
- 判示事項
併合罪の関係にある数個の犯罪事実を概括的に記載した公判請求書の効力
- 裁判要旨
旧刑訴法事件に在つては新刑訴法事件と異り一件記録が起訴と同時に裁判所に送られる訳であり、本件の如き公判請求書に公訴事実として併合罪の関係にある数個の犯罪事実が個別的でなく、概括的な起訴事実の記載によつても記録と相俟つて個々の犯罪事実を特定することができるのであるから本件起訴状をもつて無効ということはできない。
- 参照法条
旧刑訴291条,旧刑訴364条
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