裁判例結果詳細

事件番号

昭和28(あ)1574

事件名

有価証券偽造交付、有価証券偽造幇助、偽造有価証券行使

裁判年月日

昭和30年1月25日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

決定

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

刑集 第9巻1号74頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和27年2月23日

判示事項

被告人が書面を証拠とすることに同意したと認められる一事例

裁判要旨

検察官が書面について証拠調の請求をして立証趣旨を述べ、裁判所からその証拠調の請求について意見を求められたのに対し、被告人から異議がない旨の陳述をし、さらに右証拠調実施後、裁判所から反証の取調の請求等により、証拠の証明力を争うことができる旨を告げられたのに対しても、被告人において別にないと答えた場合においては、被告人はその書面を証拠とすることに同意したものであると解すべきである。

参照法条

刑訴法326号1項

全文

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