裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
最高裁判所
- 事件番号
昭和28(あ)3703
- 事件名
覚せい剤取締法違反・麻薬取締法違反
- 裁判年月日
昭和30年5月11日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
決定
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集刑 第105号197頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和28年6月22日
- 判示事項
一 刑訴第三三五条第二項の主張に当らない一事例。―所持の麻薬がもはや薬効のないものと信じていた旨の主張― 二 控訴趣意書提出最終日指定の通知は控訴の申立をした弁護人にもしなければならないか。 三 控訴趣意書提出最終日に近く選任届を提出した援護人に対して右通知を要するか。
- 裁判要旨
一 被告人は所持の麻薬がもはや薬効のないものと信じていた旨の主張は、単に麻薬所持の犯意を否認するものに過ぎないものであつて、刑訴第三三五条第二項の主張に当らない。 二 原審において戸田弁護人に対し控訴趣意書提出最終日指定の通知をしなかつたのは、被告人に対して右通知をなした当時、同弁護人については未だ控訴審における弁護人選任届が提出されていなかつたためであつて、たとえ同弁護人が第一審弁護人として控訴申立をしたものであり、また控訴趣意書提出最終日に近く弁護人選任届を提出したからといつて、右通知をしなかつた原審の措置を非難するのは当らない。
- 参照法条
刑訴法335条2項,刑訴法355条,刑訴規則236条
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