裁判例結果詳細

事件番号

昭和32(あ)1331

事件名

詐欺窃盗

裁判年月日

昭和32年9月10日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

決定

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

集刑 第120号325頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和32年4月22日

判示事項

公判期日外の証人尋問に際し、あらかじめ被告人に尋問事項を告知しなかつた瑕疵と上訴理由

裁判要旨

公判期日外の証人尋問の際の尋問事項は、裁判所が職権で証人を尋問する場合には裁判所が両当事者にこれを知らせるべく(刑訴規則一〇九条)又、一方の当事者の申請による証人を尋問する場合には、その申請をした当事者がその相手方にこれを知らせるべきもの(同一〇八条)であるから、本件において、前記各証人の公判期日外における尋問につき各尋問事項書が被告人に送達された形跡は記録上存しないけれども、証人A以外の右証人はいずれも被告人側の申請にかかるものであること上述のとおりである以上被告人がその不送達の瑕疵を問題とし得るのは右証人Aの尋問についてのみであるが、同証人の尋問には弁護人が立会つており、その供述調書の証拠調に当つても何ら異議が述べられなかつたのであるから、かかる場合においては尋問事項書不送達の瑕疵を違法として上訴することはできないものと解するを相当とする。(昭和二九年(あ)第二一三五号同年九月二四日第二小法廷判決、集八巻九号一五三四頁参照)

参照法条

刑訴法281条,刑訴法158条,刑訴法309条,刑訴規則108条,刑訴規則109条

全文

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