裁判例結果詳細

事件番号

昭和25(れ)1443

事件名

強盜致死、窃盜

裁判年月日

昭和26年4月24日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

判決

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

集刑 第44号407頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和24年12月27日

判示事項

被告人の精神状態について異常の有無の判断と鑑定の要否

裁判要旨

原審は被告人の原審公判廷の供述及びその態度並びに訴訟記録その他諸般の情況に照らし被告人の精神状態に所論のような異常がないと判断しているのである。そうして事実審裁判所が被告人の犯行当時における精神状態について疑のない程度にその認識を得た場合にはわざわざ専門家に鑑定させてその結果を判断の資料に供する必要はないのである。(昭和二三年(れ)第一、四二二号同二四年二月八日第二小法廷判決参照)。

参照法条

旧刑訴法219条,旧刑訴法337条

全文

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