裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
最高裁判所
- 事件番号
昭和25(れ)1959
- 事件名
収賄
- 裁判年月日
昭和26年7月20日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集刑 第50号615頁
- 原審裁判所名
仙台高等裁判所 秋田支部
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和25年11月6日
- 判示事項
第一審よりも軽い主刑と重い附加刑を言渡した第二審判決と不利益変更禁止
- 裁判要旨
被告人のみから控訴した本件において第一審判決が懲役三月及び二年間右刑の執行を猶予する旨の言渡したのに対し、原判決がそれよりも軽い主刑即ち懲役二月、一年間執行猶予の言渡をしているのであるから、たとえ附加刑たる沒収に代るべき追懲につき原判決が第一審の言渡した額(百二拾円)よりも多い額(千五百円)と言渡したとしても、主文の全体から実質的に観察すれば、何ら不利益な変更はないと認められる。
- 参照法条
旧刑訴法403条
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