裁判例結果詳細
裁判例結果詳細
最高裁判所
- 事件番号
昭和39(オ)1308
- 事件名
家屋収去土地明渡請求
- 裁判年月日
昭和40年7月23日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第79号951頁
- 原審裁判所名
大阪高等裁判所
- 原審事件番号
昭和38(ネ)305
- 原審裁判年月日
昭和39年8月7日
- 判示事項
建物所有者に収去義務の現存する建物の占有者に対し該建物から退去を求める訴訟において右占有者が建物敷地に独立の占有権原を有するとの主張は抗弁となりえないとされた事例
- 裁判要旨
本訴請求は、建物所有者に収去義務の現存する建物の占有者に対し該建物からの退去を求める趣旨と解せられるから、右占有者が右建物の占有関係を離れてその敷地そのものの占有権原を主張しても、抗弁となりえない。
- 参照法条
民法206条,民訴法137条
- 全文