裁判例結果詳細

事件番号

昭和22(れ)176

事件名

詐欺

裁判年月日

昭和23年1月29日

法廷名

最高裁判所第一小法廷

裁判種別

判決

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

集刑 第1号289頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和22年10月6日

判示事項

最高裁判所が刑の執行猶豫の判決をすることができる場合

裁判要旨

上告の理由があつて、當裁判所が原判決を破毀して自判する場合に限つて當裁判所は刑の執行猶豫の判決をすることができるのみである。しかるに、被告人は他に何等首肯するに足るような上告理由を述べず唯漫然と執行猶豫を求めているに過ぎないから、これでは上告適法の理由とはならない。

参照法条

刑訴法447條,刑訴法448條,刑法25條,刑訴應急措置法13條2項

全文

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