裁判例結果詳細

事件番号

昭和28(あ)3648

事件名

詐欺

裁判年月日

昭和30年7月22日

法廷名

最高裁判所第二小法廷

裁判種別

決定

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

集刑 第107号999頁

原審裁判所名

福岡高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和28年7月11日

判示事項

証人尋問の期日を弁護人に通知しなかつた瑕疵とその治癒

裁判要旨

第一審において所論証人尋問の期日を弁護人に通知しなかつた瑕疵があつたとしても、右尋問の調書は後に公判において証拠調が為され右期日に立会つた被告人からも弁護人からも何ら異議の申出のなかつたことは記録上明らかであるから右の疵疵はこれによつて治癒せられたとみとめるべきである。

参照法条

刑訴法157条2項,刑訴法159条1項

全文

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