裁判例結果詳細

事件番号

平成7(オ)9

事件名

土地所有権確認

裁判年月日

平成7年10月24日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

判決

結果

破棄差戻

判例集等巻・号・頁

集民 第177号1頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

平成6(ネ)846

原審裁判年月日

平成6年9月28日

判示事項

時効取得の予備的主張の撤回について釈明権不行使の違法があるとされた事例

裁判要旨

土地所有権確認請求訴訟の第一審で請求を認容された甲が、控訴審において、右土地の時効取得の主張を予備的に追加し、その後これを撤回した場合に、右主張が維持されていれば請求が認容されることも十分に考えられ、誤解ないし不注意に基づいて右の撤回をしたとみられるなど判示のような事情があるときは、右の撤回について甲の真意を釈明することなく請求を棄却することは、釈明権不行使の違法を免れない。

参照法条

民訴法127条

全文

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