裁判例結果詳細

事件番号

昭和25(オ)363

事件名

仮処分異議

裁判年月日

昭和28年2月17日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

判決

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

集民 第8号249頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和25年10月13日

判示事項

判例違反にならない一事例(転貸による解除権の発生の有無)

裁判要旨

所論は、原判決が大審院判例(大正八年(オ)第八四八号同年一一月二四日判決、民録二五輯二〇九六頁)に違反すると主張するのであるが、論旨引用の判例は、結局貸借人の承諾ありて始めて貸借物を転貸することができるという趣旨であつて、貸借人が賃貸人の承諾を得ないで転貸した場合常に賃貸人に解除権が発生するかどうかを判示しているのでないから、本件に適切であるとはいえない。

参照法条

全文

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