トップ > 各地の裁判所 > 長野地方裁判所/長野家庭裁判所/長野県内の簡易裁判所 > 長野地方裁判所・長野家庭裁判所について > 長野地方・家庭裁判所長
長野地方・家庭裁判所長
江原 健志(えばら けんじ)
略歴・ご挨拶
長野地裁及び長野家裁の所長を務めさせていただくこととなりました江原健志と申します。日頃から、県民の皆さまを始め、当庁を御利用してくださっている皆さまには、大変お世話になっております。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。
私は、平成3年に裁判官に任官し、これまで、東京地裁、那覇地裁及び東京高裁で民事事件を中心に裁判官として勤務してまいりましたほか、法務省において民事分野の基本法の立案などの業務にも携わらせていただきました。当庁に着任する前は、東京地裁の民事通常部、労働専門部、商事専門部及び民事保全専門部におきまして、順次、裁判長として執務をしました後、所長代行者として、民事部の運営全般に携わる業務に従事しておりました。長野県での勤務は初めてになりますが、私的に幾度となく訪れてまいりました地であり、今回勤務することができたことを大変うれしく思っております。
高度情報化社会が飛躍的に進展している中で、民間企業や行政組織等と同様に、我が国の裁判所も、現在、デジタル化・DXに本格的に取り組んでいます。この取組を進めていくに当たっては、単に業務のツールをIT化するというだけではなく、既存の業務の在り方そのものを見直し、利用者の皆さまの利便性をより高め、民事・刑事・家事・少年といった全ての業務分野について、裁判所の持つ紛争解決機能を一層充実させ、皆さまからの期待に応えていくことが重要であると考えています。とりわけ、長野県は、県土が広大であり、各裁判所の所在地へのアクセスが必ずしも容易ではない地域が存在することも踏まえる必要があろうかと存じます。
より利用しやすい裁判所、利用者の皆さまにとって頼りがいのある裁判所を目指し、司法サービスの強化に努めるよう、職員一同、取り組んでまいりたいと考えております。
今後とも御理解を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
(令和5年3月記)