平成23年10月15日(土)午後1時30分から，大津地方・家庭裁判所本館において，平成23年度法の日週間記念行事「親子で体験！裁判所ってどんなとこ？」を開催し，小・中学生と保護者の方25名にご参加いただきました。

　冒頭で，参加者の皆様を前に，柴田寛之大津地方・家庭裁判所長が裁判所の役割に触れて，今回の行事を機会に裁判所や裁判制度について理解を深めてくださいと挨拶しました。

　広報用ビデオ「リホちゃんナビスケの裁判所ってどんなとこ？」をご覧いただきました。このビデオは，裁判所の仕事や裁判制度等を分かりやすく解説しており，参加された方々は，真剣にご覧になっていました。

　裁判員裁判用法廷やラウンドテーブル法廷，少年審判廷等の施設をまわり，職員が施設の説明を行いました。法廷では，参加者の方に，裁判官が着る法服に袖を通して裁判官席に座るなどしていただきました。裁判官になった気分を味わっていただけたのではないでしょうか。

　裁判手続や大津の裁判所に関するクイズに，ご家族ごとに解答していただきました。ビデオや施設見学の説明をよく聞いておられたのか，皆さん正解率が高く，予想以上の結果に職員も驚きました。一番多く正解されたご家族には，所長から賞状をお渡ししました。

　参加者の方々から多くの質問をいただき，当庁の裁判官がお答えしました。普段なかなか聞くことができない裁判官の説明を皆さん熱心に聞いておられました。

　以上の日程で本行事は終了しました。裁判所について学びたいと思われた方々のご参加ということもあり，積極的な姿が印象的でした。裁判の制度や仕組みを理解していただき，裁判所を身近に感じていただけたのではないかと思っております。参加された方々には貴重な時間をいただき，誠にありがとうございました。

　また，今回上映した広報用ビデオ「リホちゃんナビスケの裁判所ってどんなとこ？」は，一般の方々への貸出しも行っています。貸出しの手続については，当ウェブサイトの「ビデオ貸出のご案内」のページに掲載していますので，ぜひご利用ください。

大津地方・家庭裁判所事務局総務課庶務係