ワークライフバランス(裁判所事務官・裁判所書記官・家庭裁判所調査官)

名古屋地方裁判所 裁判所書記官(H27採用)

次男が生まれたタイミングで、半年間の育児休業を取得しました。もともと職場から強い勧めがあったところ、子ども達の今しかない瞬間をできるだけ長くそばで過ごしたいという気持ちも相まって、取得を決めました。

妻の里帰り期間中の長男の育児や、次男が生まれてからの夜泣きなど、育児は思っていたより10倍大変でした。

しかし、一緒にご飯を食べたり、散歩したりと、家族と過ごす時間は思っていたより100倍充実していました。また、毎食自炊するようになり、趣味も増えました。

仕事と家庭の両立には、制度の整備はもちろん、最後は仲間の協力にも支えられるものだと実感しました。裁判官や管理職、同僚の書記官や事務官の皆さんのフォローもあって、育児休業復帰後もフルタイム勤務しつつ、保育園の送迎ができています。今は限られた時間の中で仕事の質を維持しながらチームに貢献することを目指しています。

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広島地方裁判所 主任書記官(H18採用)

私が管理職員に昇任したのは、子供が5歳と2歳のときでした。

管理職員になったのは、組織の中で次のステップの役割が求められていると感じたからですが、育児時間を取得し、子供の体調不良で不在がちとなる管理職員が部下職員に受け入れられるのか、不安に思っていました。

実際には部下職員も含めみんなが育児の必要性を理解し、快くサポートしてくれます。特に夫が遠方に単身赴任となり、いわゆるワンオペとなってからは、今まで以上に家庭事情について気に掛け、「早く帰ってください。私がやっておきますよ。」と声を掛けてくれます。

私自身もサポートされるばかりではなく、管理職員としての職責を全うし、みんなの役に立てるよう、できる限りのことをやる気持ちで仕事に取り組んでいます。

職員が様々な事情を抱えて働く中で、周囲のサポートが必要なこともあると思いますが、誰もが気持ちよく仕事ができる環境を管理職員として作っていきたいと思います。

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