豪州連邦最高裁判所のゲイグラー長官を招へいしました。

豪州連邦最高裁判所のスティーブン・ジョン・ゲイグラー長官は、3月1日から7日までの間、最高裁判所の招へいにより日本を訪問され、最高裁判所のほか、東京高等・地方裁判所、ビジネス・コート(知的財産高等裁判所・東京地方裁判所中目黒庁舎)などを訪れました。
今崎長官との会談では、和やかな雰囲気の中で、日本とオーストラリアの裁判所間の交流や、両国の司法が直面する課題等について、意見交換が行われました。

また、ゲイグラー長官は、「オーストラリアの憲法制度及び司法制度」をテーマに講演されました。ゲイグラー長官からは、オーストラリア憲法の成り立ちから、連邦最高裁判所が果たしている役割、そしてテクノロジーが裁判手続に与える影響といった現代的な話題まで幅広くお話をいただき、会場の聴講者との質疑応答も活発に行われました。この講演は、司法研修所の外国司法専門研究会として実施されるとともに、オンラインでも配信され、日本全国の裁判官と裁判所職員が聴講しました。
ゲイグラー長官と最高裁判事らとの意見交換会も行われ、司法の果たすべき役割など裁判所や司法に関する様々な話題について、率直な議論が交わされるとともに、交流を深められました。

また、ゲイグラー長官は、東京高等裁判所長官との会談や若手裁判官との座談会などを通して、日本の裁判所関係者らと精力的に交流されたほか、裁判員裁判を傍聴するなどして日本の司法制度について理解を深められました。
ゲイグラー長官からは、今回の一連の行事は大変有意義なものであり、両国の司法の関係や対話をさらに強化する素晴らしい機会となったなどと評価をいただきました。
