福岡地方裁判所を見てみよう!「裁判員って何するの?」

18歳・19歳のみなさんへ

 成年年齢の引下げにより令和5年から18歳、19歳の方も裁判員に選ばれる可能性があります。以下の動画で、裁判所から裁判員に関するお知らせが届いた際のその後の流れを会話形式で説明しています。

 動画がご視聴できない方はこちら


 動画で出てきたリンク
    (リンク)BSテレビ番組 対象年齢が広がります!裁判員裁判(政府広報オンライン)
 もっと詳しく知りたい方へ
    (リンク)さいニャンパンフレット
    (リンク)広報テーマ

福岡地方裁判所-裁判員裁判用施設紹介

ここでは、裁判員裁判を行うために使用される福岡地方裁判所の施設について、ご紹介します!

「憲法週間」広報について(福岡地方裁判所)
「福岡地方裁判所を見てみよう!」
(裁判員裁判を行うために使用される部屋をご覧いただけます)
※お使いのパソコンやモバイル端末の利用環境によっては、正しく動作しないことがあります。

福岡地方裁判所へのアクセス方法はこちら

裁判員の選ばれ方についてはこちら

選任手続期日のお知らせ(呼出状)が届いたら・・・

まず、具体的な事件の裁判員候補者に選ばれた方については、選任手続のため裁判所にお呼びする日の6から8週間前までに「選任手続期日のお知らせ(呼出状)」が届きます。お知らせの中には、候補者として裁判所にお越しいただく日(選任手続期日)と裁判の予定日(何日から何日まで)の記載がされています。

イラスト:呼出状

選任手続期日当日-いざ、福岡地方裁判所へ!!

まずは、こちらへご案内-裁判員候補者待合室へ

裁判員候補者待合室では、被告人の名前・事件の概要・どのような罪に問われているのかなどの説明を受けたり、当日用の質問票に記入したりします。

裁判員候補者の皆さまには、選任手続が終了するまでの間、こちらでお待ちいただきます。

裁判長による質問手続-質問手続室へ

裁判長は、質問票に基づいて質問を行い、辞退が認められるかどうか、不公平な裁判をされるおそれがないかどうかなどを確認します。

なお、質問手続は、裁判官3人と書記官のほか、検察官と弁護人が立ち会います。裁判員候補者のプライバシーに配慮して非公開で行われます。

質問手続後、裁判員6名、補充裁判員(最大6名まで)をくじで選びます。

※ 事件によって異なりますが、通常の事件は、午前9時半頃に福岡地方裁判所にお越しいただき、午前中に質問手続きを終了しますので、裁判員や補充裁判員に選ばれなかった方は、この時点でお帰りいただけます。

開廷-いよいよ、裁判が始まります!!

裁判員に選ばれたら-裁判員裁判法廷へ

裁判員に選ばれたら、裁判官と一緒に、刑事裁判の法廷(公判といいます。)に立ち会います。

法廷では、検察官と被告人・弁護人がそれぞれの主張を述べ、それを裏付けるための証人尋問や、証拠物の取調べが行われます。

また、裁判員裁判では、法廷に画像を映し出すためのモニターを設置するなど様々な工夫を施し、裁判員の皆さんに分かりやすい審理となるようにします。

裁判官と裁判員の評議-評議室へ

法廷で見聞きしたことに基づいて、被告人が有罪か無罪か、有罪だとしたらどのような刑にするべきかを、裁判員と裁判官がお互いの考えを述べ合って議論します。

最終的な結論が出たら、裁判官が判決を作成し、その内容を全員で確認します。

なお、評議は非公開で行われます。

※ 評議室では,裁判員の皆さんに少しでも居心地よく過ごしていただけるよう,室内に冷蔵庫等を設置しています。

判決宣告に立ち会う-裁判員裁判法廷へ

評議の結果に基づいて、最後に裁判長による判決宣告がされます。

裁判員はこの判決宣告に立ち会い、裁判員としての仕事は終了します。