裁判例結果詳細

事件番号

昭和25(あ)1555

事件名

強盗、住居侵入

裁判年月日

昭和26年4月12日

法廷名

最高裁判所第一小法廷

裁判種別

判決

結果

破棄差戻

判例集等巻・号・頁

集刑 第43号669頁

原審裁判所名

東京高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和23年12月17日

判示事項

証拠調を経ない証拠によつて事実を認定した判決の違法

裁判要旨

一 原判決が所論A提出の盗難被害届の記載を、原判決挙示の他の証拠と共に綜合して判示被告人の犯行を認定したものであることは所論のとおりである。 二 しかるに原審公判調書によれば、原審においては、ただ「各訊問調書並各聴取書、原審公判調書並判決書、上申書及病気診断書」についてのみ順次読聞け又はその要旨を告げ、次いで押収品並びに記録添付の図面を展示し、意見弁解ありや否やを問うに止まり、前示A提出の盗難被害届については何等証拠調手続の履践された証跡は存在しないのである(もとより被告人訊問の際においても右被害届が読聞けられ又は展示され、これに関する意見弁解の求められた形跡は認められない)果して然りとすれば原審は証拠調を経ない証拠によつて事実を認定した違法あるに帰し、既にこの点において原判決は全部破棄を免れない。

参照法条

旧刑訴法336条,旧刑訴法340条1項

全文

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