裁判例結果詳細

事件番号

昭和34(オ)1106

事件名

建物収去土地明渡請求

裁判年月日

昭和37年3月27日

法廷名

最高裁判所第三小法廷

裁判種別

判決

結果

棄却

判例集等巻・号・頁

集民 第59号631頁

原審裁判所名

福岡高等裁判所 宮崎支部

原審事件番号

原審裁判年月日

昭和34年8月24日

判示事項

法定地上権の承継取得と第三者に対する対抗力

裁判要旨

宅地およびその上の建物を甲が所有していたところ、抵当権の実行により乙が建物を競落して、法定地上権を取得し(その後に宅地につき土地区画整理法によつていわゆる現地換地による仮換地の指定がなされた)、次いで丙が地上権とともに建物を譲受け、さらにその後丁が甲から宅地を譲受けてそれぞれ所有権移転登記を経由した場合においては、丙が地上権につき登記を有しなくとも建物保護ニ関スル法律の適用によつて丙は丁に対してその地上権を対抗できる。

参照法条

民法177条,民法388条,建物保護ニ関スル法律1条

全文

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