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広島高等裁判所長官
笠井 之彦(かさい ゆきひこ)
(生年月日 昭和33年5月21日)
略歴
平成2年に裁判官に任官し、東京、帯広、旭川の裁判所で勤務してきたほか、司法制度改革推進本部で司法制度改革にも携わってきました。近年の主な略歴は、次のとおりです。
平成20年 4月 司法研修所教官
平成21年 8月 司法研修所事務局長
平成25年 4月 東京地方裁判所判事(部総括)
平成27年 6月 最高裁判所経理局長
令和 2年 5月 甲府地方・家庭裁判所長
令和 3年 2月 司法研修所長
令和 4年 5月 広島高等裁判所長官
御挨拶
このたび、広島高等裁判所長官に就任いたしました。
広島高裁管内での勤務は初めてですが、豊かな自然と人々の温かさにとても親しみやすさを感じています。様々な文化、歴史についても、しっかりと受け止め、多くのことを学ばせていただきたいと思っています。
社会経済を取り巻く状況が大きく変化し、価値観の多様化もより一層進んでいく中で、裁判所が時代の変化に対応し、スピード感をもってその役割を果たしていく必要性は一段と高まっていると感じています。そのための重要なキーポイントとなるのが、裁判のデジタル化の推進であると考えています。広島高裁管内においても、デジタル化に向けた様々な取組を加速させ、裁判所の利便性と裁判に対する信頼をより一層向上させていきたいと思っています。
また、若い世代の皆さんの新しい感覚、自由な発想には、時代を動かす大きな可能性を感じています。新しい時代の裁判所を実現するため、裁判の本質についての理解を土台としながら、若い方々の発想や価値観を活かせる環境の整備にも努めていきたいと考えています。
時代のニーズに応える、より一層利用しやすく、信頼される裁判所の実現を目指して、全力で取り組んでいきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(令和4年6月掲載)