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釧路地方・家庭裁判所長
長谷川 浩二(はせがわ こうじ)
昭和38年6月2日生
略歴
出身は群馬県で、学生時代は東京で過ごしました。平成元年に司法修習を終え、弁護士を経て、平成2年に東京地裁判事補となりました。その後、東京のほか、福岡、福江(長崎県五島列島)、熊本、横浜の裁判所に勤務し、直前は埼玉県の川越支部におりました。また、この間に、米国留学や最高裁調査官を経験しました。担当分野としては知的財産権を含む民事事件が中心になりますが、川越では夫婦関係や親子、後見など家事事件を多数取り扱い、家庭裁判所の重要性を改めて認識しました。
ご挨拶
令和4年2月4日付けで釧路地方・家庭裁判所の所長に就任いたしました。北海道での勤務及び生活は初めてであり、しかも厳寒期の異動となりましたが、釧路は着任早々から好天に恵まれて日差しも豊富であり、幣舞橋から鮮やかな夕陽を眺めることができました。
情報通信技術の発展、少子高齢化など社会経済情勢の変化には著しいものがあり、価値観や家族観の多様化に伴って裁判所に持ち込まれる紛争は複雑さ、困難さを増していると感じられます。このような状況下において、紛争を適正かつ迅速に解決して皆さんの生活を守るという裁判所の役割を果たすためには、デジタル化の推進や審理運営の改善といった課題に取り組むことが必要であり、殊に、日本一広い管轄面積を有する釧路においては情報通信技術の活用が重要と思われます。その一方で、裁判所が皆さんにとって身近な存在であることも大切ですので、より良い司法サービスを提供するために、釧路の職員一同とともに努めてまいりたいと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。