佐賀地方・家庭裁判所長

佐賀地方・家庭裁判所長

鈴木 正紀(すずき まさのり)
昭和36年11月20日生
東京都出身

写真:佐賀地方・家庭裁判所長 鈴木 正紀

略歴

平成2年4月
東京地方裁判所判事補
平成4年4月
鹿児島地方・家庭裁判所判事補
平成10年4月
東京地方裁判所判事補
平成12年4月
東京地方裁判所判事
平成13年4月
佐賀地方・家庭裁判所武雄支部長
平成16年4月
東京地方裁判所判事
平成19年4月
横浜地方・家庭裁判所川崎支部判事
平成27年10月
東京高等裁判所判事
令和3年10月
佐賀地方・家庭裁判所長

御挨拶

 令和3年10月15日付けで,所長に就任しました。十数年前に,佐賀地方・家庭裁判所武雄支部に3年間勤務したことがあり,佐賀での勤務は,今回で2回目となります。
 令和3年8月に佐賀県を襲った記録的な大雨は,県内各地に甚大な被害をもたらしました。私が十数年前に住んでいた武雄市内の住居の付近が床上浸水している映像を目にして,深い悲しみに覆われました。被災に遭われた皆様が一日も早く元の生活を取り戻されることを祈念しております。
 さて,裁判所は,社会に生起する様々な紛争を適正,公平,迅速に解決する役割を担っている国家機関ですが,近年の社会情勢の変化,特に昨年来の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う劇的な変化や,価値観の多様化等により,県民を始めとする皆様が裁判所に求めるニーズも変化し多様化しており,裁判所は,それに応えるべく様々な取組を行っています。民事事件の分野では,諸外国を含む社会におけるIT化の進展等を踏まえて,民事訴訟手続のIT化に取り組んでいます。刑事事件の分野では,今年で12周年を迎えた裁判員裁判制度が,県民の皆様の理解の下,着実に実績を重ねてきており,今後も県民の皆様の関心や参加意欲を高めていただけるよう努めていく所存です。家事事件の分野では,人口の少子高齢化に伴ってますます重要性を増している成年後見制度について,地域のネットワークの整備を推進するため,市町を始めとする関係機関との連携を深めるとともに,来年には100周年を迎える調停手続について,その特性を踏まえた効率的で実効性のある手続の在り方を検討しています。少年事件では,改正された少年法が令和4年4月から施行されますが,改正の趣旨を踏まえた少年の更生の在り方を検討しています。
 また,裁判所は,昨年来の新型コロナウイルス感染症の拡大について,種々の感染拡大防止策を講じてきましたが,引き続き,当事者,裁判員を始め,裁判所を利用する県民を始めとする皆様が安心してご利用いただけるよう適切な処置を講じていく所存です。
 今後も,地域の実情を的確に把握し,信頼が得られる国家機関であり続けられるよう真摯に努めますので,どうぞよろしくお願いします。