札幌高等裁判所長官

札幌高等裁判所長官

白石 史子(しらいし あやこ)
(生年月日 昭和33年8月17日)

画像:白石 史子

略歴

 昭和59年4月裁判官に任官し,東京,福井,大阪,徳島,福岡の裁判所のほか,内閣官房で勤務してきました。近年の略歴は,次のとおりです。

  • 平成21年12月
  • 平成22年4月
  • 平成25年8月
  • 平成27年4月
  • 平成28年7月
  • 令和3年8月

御挨拶

 このたび,札幌高裁長官に就任いたしました。
 これまで,全国各地の裁判所に勤務いたしましたが,北海道で勤務するのは初めてです。私は,いろいろな方とおしゃべりすることと美味しい物を食べることが大好きで,転勤する度にその土地の人や美味しい食べ物との出会いを楽しんできました。現在は,新型コロナウイルス感染症の流行のため,人との交流,会食,外食などを自粛していますが,同感染症が終息し,日常生活が元に戻りましたら,道内各地を巡り,北国らしい気候,豊かな自然など北海道らしさをしっかり体験したいと思っています。
 
 裁判所は,法的紛争を適正かつ迅速に解決し,安心,安定した社会を実現することを使命とする機関です。近年,インターネットの普及,家族構成の変化,少子高齢化,グローバル化やIT化などにより,人々の価値観や行動様式が大きく変化するとともに,紛争の中身も変化し,人々が求める解決の内容も多様化し,判断が難しくなっていると感じています。裁判所には,これまで以上に,社会状況の変化等について正確に把握するよう努めつつ,変わるべきものと変わるべきではないものを見分け,それぞれの主張の根拠と及ぼす影響を冷静に分析して,法律に従った中立公正な判断をすることが求められています。長官としては,裁判所がしっかりとその使命を果たせるよう,環境整備に努めたいと思っています。
 
 昨年からの新型コロナウイルス感染症に対しては,たくさんの方々が来庁する裁判所において感染拡大の防止を図りながら,裁判所の職務を遂行するという難しいかじ取りが求められています。三密を避け,マスクの着用,手洗い及び消毒を励行し,体調不良時には登庁を控えるなど,専門的知見に基づく基本的な対策を実行して,裁判所の職務の遂行に支障や遅滞が生じないよう努力しているところです。皆様にもご理解とご協力をお願いします。

 微力ながら力を尽くしたいと思っています。どうぞ,よろしくお願いします。

(令和3年8月記)