トップ > 各地の裁判所 > 札幌地方裁判所/札幌家庭裁判所/札幌地裁管内の簡易裁判所 > 札幌家庭裁判所について > 札幌家庭裁判所長の紹介
札幌家庭裁判所長
長瀬 敬昭(ながせ たかあき)
※写真の背景の建物は、札幌市資料館(旧札幌控訴院)
略歴
平成6年4月に裁判官に任官し、大阪地裁、東京地裁、法務省刑事局、広島地裁、司法研修所で勤務しました。最近の略歴は、次のとおりです。
平成25年4月 大阪高等裁判所(刑事部)
平成26年4月 大阪地方裁判所堺支部(刑事部)
平成27年4月 大阪地方裁判所(刑事部)
御挨拶
令和6年11月5日付で札幌家庭裁判所長に就任しました。北海道出身ですが、道内での勤務は初めてです。38年ぶりに札幌で生活することになり、うれしく思っています。
今年は、家庭裁判所が設置されて75年の節目に当たります。少子高齢化社会を迎え、家庭・家族の在り方が大きく変わってきている現状です。少年事件についても、昨年から全国・札幌ともに新受事件数が増加に転じており、再非行防止の観点から、家庭裁判所が果たすべき役割はますます大きくなっています。家庭裁判所が設立された当初の理念を思い起こし、家庭内・家族内の問題を解決するためには何が大切かを再認識する必要があると感じているところです。現在実施されている家事事件におけるウェブ会議の活用を始めとして、裁判所全体で取り組んでいる裁判手続のIT化・デジタル化を推し進めることにより、家庭裁判所を、利用者の声を受け止め、より利用しやすく、頼りがいのあるものにしたいと考えています。
家庭裁判所に求められている紛争解決機能をより高め、利用者である国民から信頼される組織にしていくよう、職員ともども努力してまいります。
どうぞよろしくお願いします。