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宇都宮地方・家庭裁判所長
佐藤 達文(さとう たつぶみ)
(昭和41年3月5日生)
【略歴】
平成4年4月に裁判官に任官し、東京、大阪、金沢の裁判所のほか、法務省民事局などで勤務しました。近年の略歴は次のとおりです。
平成23年4月 | 大阪地方裁判所判事 |
平成25年4月 | 法務省民事局 |
平成29年4月 | 知的財産高等裁判所判事 |
同年8月 | 東京地方裁判所判事(部総括) |
令和3年9月 | 同(民事部所長代行者) |
【ごあいさつ】
令和7年3月27日付で宇都宮地家裁所長に就任いたしました。
栃木県は、日光や那須などに観光で訪れたことはありますが、県内で勤務するのは初めてです。美しい自然に恵まれ、それぞれの地域が固有の歴史、文化、産業を発展させつつも、一体的でまとまりのある栃木県は、魅力と活力に満ちており、このような地で勤務する機会を得たことをうれしく思っております。
現在、裁判所では、民事、刑事、家事の各分野で、デジタル化が進められています。中でも、民事訴訟については、令和8年5月までに、訴え提起や訴訟記録の管理を含め、ほぼ全面的にデジタル化することが予定されており、その手続は大きく様変わりするものと思われます。裁判所といたしましては、いずれの分野につきましても、利用者の皆様への十分な周知・広報に努めるとともに、円滑な運用に向け、着実に準備を進めていく所存です。
着任して宇都宮駅から裁判所に向かう途中、風にそよぐ田川河畔の枝垂れ桜の美しさに目を奪われました。適正かつ迅速な紛争解決という司法サービスの根幹を大切にしつつ、時代の変化にしなやかに対応し、利用者の皆様に信頼され、親しまれる裁判所であり続けるよう努めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。