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岐阜地方・家庭裁判所長
始関正光(しせきまさみつ)
昭和32年10月25日生 千葉県出身
【略歴】
- 昭和59年4月
- 大阪地裁判事補
- 昭和61年4月
- 山形地家裁判事補
- 平成元年3月
- 東京地裁判事補
- 平成2年8月
- 法務省民事局付
- 平成11年4月
- 法務省民事局参事官
- 平成14年4月
- 法務省大臣官房参事官
- 平成15年4月
- 法務省民事局民事法制管理官
- 平成20年1月
- 法務省大臣官房審議官
- 平成21年1月
- 東京高裁判事
- 平成23年4月
- 東京地裁判事(部総括)
- 平成26年3月
- 横浜地裁判事(部総括)
- 平成27年7月
- 横浜地家裁川崎支部長
- 平成29年4月
- 津地家裁所長
- 平成30年7月
- 名古屋高裁判事(部総括)
- 令和3年9月25日
- 岐阜地家裁所長
【ご挨拶】
9月25日付けで所長を拝命いたしました。前任が名古屋高等裁判所で,その前は津地方・家庭裁判所に勤務しておりましたので,東海三県全てで仕事をさせていただく機会が得られたことになります。
始関(しせき)という氏は珍しいもののようですが,父が千葉県市原市の出身で,同市の辺りにある氏のようです。もっとも,私自身は神戸市近辺で生まれ育ちました。岐阜で仕事をするのは初めてですが,岐阜県には観光等で何度もお邪魔してきました。岐阜県には,北アルプス,白山,乗鞍岳,御嶽山などの日本有数の山々が多数そびえているほか,城跡などの歴史遺産も各地に多数あり,温泉地も多い,魅力的な県だと感じております。
さて,昨年来猛威を振るっている新型コロナ感染症は,緊急事態宣言が10月1日で解除されましたが,これから冬を迎えると第6波が到来すると言われています。そのための対策を今から進め,コロナが再度蔓延する事態となっても,裁判手続が滞りなく進み,利用者の皆さんが安心してご利用いただけるように万全を期して参ります。
また,裁判手続については,民事訴訟を先陣として,IT化の検討が進んでいます。IT化後の裁判手続がどのようなものになるかは検討の真っ最中ですが,電話会議がウェブ会議に変わるなどというだけではIT化の意義に乏しく,デジタルトランスフォーメーション(DX)を裁判手続でも実現していくことが適正・迅速な裁判のために必要と思われますので,裁判官をはじめとする職員各位と検討を深めていきたいと考えております。
岐阜の裁判所が利用者の方々にとってより利用しやすいものとなりますよう微力を尽くしていく所存ですので,よろしくお願いいたします。