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岐阜地方・家庭裁判所長
鈴木正弘(すずきまさひろ)
昭和34年11月11日生 群馬県出身
【略歴】
- 平成2年4月
- 札幌地裁判事補
- 平成4年4月
- 前橋地家裁判事補
- 平成7年4月
- 名古屋国税不服審判所国税審判官
- 平成10年4月
- 名古屋地裁判事補
- 平成12年4月
- 名古屋地裁判事
- 平成13年4月
- 東京地家裁八王子支部判事
- 平成17年4月
- 新潟家地裁判事
- 平成20年4月
- 東京地裁判事
- 平成23年4月
- 岐阜地家裁判事(部総括)
- 平成26年4月
- 東京高裁判事
- 平成27年9月
- 東京地裁判事(部総括)
- 平成31年4月
- 東京高裁判事
- 令和元年12月
- さいたま地家裁川越支部長
- 令和3年2月
- 旭川地家裁所長
- 令和4年10月25日
- 岐阜地家裁所長
【ご挨拶】
10月25日付で岐阜地方家庭裁判所所長に就任しました。
岐阜での勤務は2度目となります。当裁判所の民事2部の部総括として3年間勤務した後、およそ10年ぶりの岐阜の勤務となります。歴史、そして、自然の豊かな岐阜の地で再び勤務できることを大変うれしく思っております。
さて、裁判所は、国民の権利擁護、紛争の迅速かつ適正な解決を図る機関として、長い歴史を持っており、例えば、今年は、調停制度100周年に当たります。このような長い歴史の中、裁判所は、今、大きな変革の時期に入っております。
現在、民事裁判手続において、ウェブ会議を導入した争点整理手続きが行われていますが、改正民事訴訟法が5月に成立し、民事訴訟全体のオンライン化、デジタル化が予定されています。家事手続については、当庁においても、10月に家事調停へのウェブ会議が導入されました。他の家事手続きについても、民事手続きのいわゆる非訟手続(裁判以外の手続き)と同様、IT化が検討されている状況にあります。刑事手続きにおいても法制審議会への諮問がなされ、検討が行われています。
社会の様々な法的紛争を解決し、法の支配を実現するのが裁判所の使命ですが、昨今の社会の変化、価値観の多様化のなか、上記裁判所の改革は、裁判所の役割をより一層充実させるために不可欠なものであると考えております。
裁判所の役割、使命に対する岐阜県民の皆さまの信頼と期待に応えるべく、岐阜地方・家庭裁判所の組織全体で取り組んでいきたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。