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岐阜地方・家庭裁判所長
加島 滋人(かしま しげひと)
愛知県出身
略歴
平成4年4月 京都地裁判事補
その後、那覇地家裁沖縄支部、東京地裁、金沢地家裁小松支部、広島地裁、名古屋家裁、名古屋高裁で勤務したほか、
平成22年 4月 松山地家裁判事(部総括)
平成25年 4月 名古屋高裁判事
平成26年 3月 名古屋地裁判事(部総括)
平成29年 4月 金沢地家裁判事(部総括)
令和 2年 4月 名古屋地裁判事(部総括)
令和 5年 5月 鳥取地家裁所長
令和 6年10月 現職
着任のご挨拶
この度、岐阜地方・家庭裁判所長に就任した加島滋人と申します。
愛知県の出身で、名古屋での勤務歴が長いですが、岐阜での勤務は、今回が初めてです。豊かな自然、清流に恵まれ、伝統と文化を育んできた当地において勤務する機会を得て、大変喜んでおります。
さて、現在、裁判所における重要な課題の一つとして、裁判のデジタル化があります。我が国の社会経済を取り巻く状況が大きく変化し、価値観の多様化も一層進んでいる状況の中で、裁判所が時代の変化に対応し、スピード感を持ってその役割を果たすためには、裁判のデジタル化の推進が重要です。裁判のデジタル化は、民事訴訟の分野が先行していますが、裁判所は、民事のみならず、刑事、家事の各分野においてもデジタル化の実現に向けた準備や取組を行っています。裁判のデジタル化の推進により、裁判事務の合理化、効率化を図るとともに、国民の皆さんにとって裁判制度が使い勝手の良いものとなるよう、利便性の向上を図りたいと考えています。
また、新しい時代の裁判所の実現のためには、若い世代の裁判官、職員の新しい感覚や自由な発想を活かすことが必要であると感じています。職種や経験、世代の違いを超えて自由闊達な意見交換を行うことのできる風通しの良い職場環境の整備にも努めたいと思っています。
皆様から信頼される裁判所となるよう、職員と力を合わせて取り組みたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。