甲府地方・家庭裁判所長
甲府地方・家庭裁判所長

川田 宏一(かわだ ひろかず)
(生年月日 昭和41年1月26日)
略歴
平成6年に東京地裁判事補として任官しました。その後、最高裁、札幌地家裁、東京地裁などに勤務し、平成30年4月以降については、次のとおりです。
- 平成30年4月
- 千葉地家裁判事
- 平成31年4月
- 千葉地裁判事(部総括)
- 令和2年4月
- 東京地裁判事(部総括)
- 令和3年4月
- 最高裁上席調査官
- 令和7年11月
- 甲府地家裁所長
ご挨拶
令和7年11月に甲府地方・家庭裁判所長に就任いたしました。これまで、東京、札幌、千葉の各地方裁判所や最高裁判所調査官室に勤務し、主に刑事裁判を担当してまいりました。
このたび、以前から訪れたことのある、山、川、湖と豊かな自然に恵まれ、長年月を経て歴史、文化、産業が育まれてきた山梨県において、裁判の仕事に携われることをうれしく思います。
現在裁判所全体で取り組んでいる裁判手続のデジタル化は、すでにウェブによる裁判が行われている民事訴訟の分野では、令和8年5月までに実施が予定される全面的なデジタル化が目前に迫っています。また、家裁においても、これまでウェブによる家事調停が実施されており、今後、すべての裁判分野において、デジタル化が進められることになります。このような中で、デジタル化に関わる施策を着実に推進しながら、時代の変化やニーズに柔軟に対応しつつ適正で迅速な紛争解決を図るという裁判所の果たすべき役割を、みなさまに広くご理解いただけるよう、また、地域に根ざした身近で利用しやすい司法サービスを提供できるよう、職員と一緒に誠実に取り組んでまいりたいと考えております。
これからよろしくお願いいたします。
(令和7年12月1日記)