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昭和53年,現在の庁舎に建て替えられるまで使用されていた,熊本地方裁判所旧庁舎です。現在は,資料館として利用されており,以下に紹介するような旧い裁判資料などを展示しています(現在、館内の公開は停止しています)。
【建物について】
現在の庁舎への建て替えに際しては,希少価値のある明治時代の建物を保存したいとの市民の要望により,正面主塔が残されました。
旧庁舎の150分の1の模型です。
以前は,現存している正面主塔の左右及び後ろにも庁舎があったことがわかります。
【展示物について】
ここに紹介するのは,展示物の一部です。
・法服,法冠
戦前使用されていた裁判官の法服と書記官の法冠です。
法服の襟は,紫の糸で刺繍してあります。現在,法冠については,裁判官・書記官ともに使用していません。
・シャンデリア
最高裁判所の旧庁舎で使用されていたものです。大きさと絢爛さは圧巻です。
・衝立,提灯
衝立は,七言絶句入りのらでん模様の紫檀造りです。反面には,らでんで絵が描かれています。
提灯の柄を縛る白いひものようなものは,くじらのひげです。
・旧庁舎で使用されていた瓦
旧庁舎の取り壊された部分に使用されていた,棟瓦・鬼瓦です。
・椅子
旧庁舎使用当時に使用されていた椅子です。
・金庫
明治20年代のケヤキ製の金庫です。