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前橋家庭裁判所長
市川 太志(いちかわ ふとし)
略歴
平成3年に裁判官に任官し、これまで東京、札幌、福岡などで勤務してまいりました。
近年の略歴は次のとおりです。
- 平成28年1月
- 千葉地方裁判所部総括
- 平成31年4月
- 東京高等裁判所判事
- 令和3年10月
- 福岡高等裁判所部総括
- 令和6年12月
- 前橋家庭裁判所長
御挨拶
令和6年12月26日付けで前橋家庭裁判所長に就任いたしました。
家庭裁判所は家庭の問題や少年の非行の背景にある原因を考え、問題の円満解決や再非行に走らないようにするための適切な措置を講じることにより、よりよい将来を展望した解決を示すことを役割としています。したがって、家庭裁判所は、裁判所の中で最も国民の皆様に近い立ち位置にあるとともに、利用しやすい裁判所であることが求められていると思います。
一方で、少子高齢化が進み、家族の在り方が多様化し、社会情勢が大きく変化していく中で、以前にも増して家庭の問題や少年非行の内容も複雑・多様化し、難しい事案が増えているように感じられます。
このような状況の中でも柔軟に対応し、家庭裁判所がその本来の役割を十分に果たし、皆様からの信頼と期待に応えることができるよう、できる限り努めてまいりたいと考えております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。