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長崎地方・家庭裁判所長
岡部 豪(おかべ まさる)
(生年月日 昭和41年8月15日)
略歴
平成3年に裁判官に任官し、東京高地裁、最高裁、旭川地家裁、札幌地家裁(岩見沢)や東京地検で勤務しました。
最近の経歴は,次のとおりです。
平成25年 4月 福岡地方裁判所判事(部総括)
平成28年 4月 東京高等裁判所判事
平成30年 4月 千葉地方裁判所判事(部総括)
令和 5年 5月 千葉地方・家庭裁判所松戸支部長
令和 6年 8月 長崎地方・家庭裁判所長
ご挨拶
8月4日付けで長崎地家裁所長を拝命しました岡部豪です。
私は、北海道函館市の出身で、経歴は上記のとおりですが、二度の最高裁勤務では、主にIT関連業務を担当しました。その後、東京地裁、福岡地裁、千葉地裁で刑事裁判、特に裁判員裁判を長く担当してきました。
裁判員裁判を担当しながら、多くの国民の皆さんと触れ合う中で、一般の国民にとっては、未だ、裁判所は、何となく怖いというイメージがあり、行きにくい場所なのだということを感じました。私は、これから、長崎の裁判所を、県民にとって、敷居が低く、気軽に困りごとを相談でき、その解決の道筋が見えやすい裁判所にしていきたいと思っています。そのために、力を入れて取り組みたいのは、裁判手続のデジタル化です。これまで取り組んできた民事事件・家事事件のデジタル化は、これからフェーズ3と呼ばれる、記録の電子化にまで広がり、いよいよ本格化していきますので、その円滑な実施に向けて取り組んでいきます。それ以外にも各種裁判手続の合理化を図って、県民の皆様の利便性を向上させたいと考えています。
長崎県は、歴史や文化に裏付けられ、食文化が豊かであるなど、観光資源に恵まれた県というイメージです。これだけ魅力的なコンテンツがそろった県は、なかなかないと思いますし、実際、これまでの人生で何度も観光で長崎県を訪問しており、着任前から親しみを感じていました。一方、長崎県は、離島などアクセスに課題がある地域も多く、その実情に合った司法サービスを提供しなければなりません。これから、全力を尽くして取り組みますので、県民の皆さんにも、ご理解とご協力をお願いいたします。