トップ > 各地の裁判所 > 那覇地方裁判所/那覇家庭裁判所/沖縄県内の簡易裁判所 > 那覇地方裁判所・那覇家庭裁判所について > 那覇家庭裁判所長
那覇家庭裁判所長
遠藤 真澄 (えんどう ますみ)
(生年月日 昭和34年3月12日)
略歴
- 昭和61年4月~昭和63年3月
- 横浜地裁判事補
- 昭和63年4月~平成3年3月
- 東京地裁八王子支部判事補
- 平成3年4月~平成6年3月
- 秋田地家裁判事補
- 平成6年4月~平成8年4月
- 東京家裁判事補
- 平成8年4月~平成9年3月
- 東京家裁判事
- 平成9年3月~平成12年3月
- 裁判所書記官研修所教官(東京地裁判事)
- 平成12年4月~平成14年3月
- 仙台地家裁判事
- 平成14年4月~平成18年3月
- 横浜家地裁相模原支部判事
- 平成18年4月~平成20年3月
- 東京高裁判事
- 平成20年4月~平成23年3月
- 東京地裁判事
- 平成23年4月~平成25年3月
- 那覇地家裁沖縄支部長
- 平成25年4月~平成27年8月
- 横浜地裁部総括判事
- 平成27年8月~平成29年4月
- さいたま家裁部総括判事
- 平成29年4月19日~
- 那覇家裁所長
ごあいさつ
那覇は,私が生まれ育った故郷で現在も実家があり,母が1人で暮らしております。また,平成23年4月から2年間,沖縄支部勤務の経験もあります。このように,私にとって縁の深い沖縄に再び戻って来て,当庁にて力を尽くせる機会を与えられましたことについては,本当にありがたく,心から喜んでおります。
さて,家事事件につきましては,社会状況が変化し,家庭や家族の在り様も変化していることから,家事調停,審判事件が社会的に注目され,事件数が増えると共に,解決困難な事件も増えております。また,高齢化社会の到来により,成年後見事件が飛躍的に増加し,今後もより一層の増加が見込まれます。このような状況の下,適正迅速な事件処理と,より質の高い紛争解決に向けて取り組んでいきたいと思っております。また,沖縄の少年事件につきましては,(1)飲酒に絡む非行が多い,(2)若年(中学生)の非行が多い,(3)再非行率が非常に高いなどの問題があり,その背景には,飲酒や深夜徘徊に寛容な地域社会の意識の影響もあると言われております。再非行を防止するため,非行の原因や再非行の危険性を的確に分析,評価し,それに基づいて適切な処遇が行われるよう取り組みたいと思いますし,関係機関と連携し,地域の意識改革にも取り組んでいきたいと思っております。
社会の中での家庭裁判所の役割は,一層重要性を増しております。国民にとって身近な裁判所として,国民のニーズに応えるべく,那覇家裁の職員や調停委員の皆さんとともに,工夫を重ねていく所存です。どうかよろしくお願い申し上げます。