高松高等裁判所長官

高松高等裁判所長官

遠藤 邦彦(えんどう くにひこ)
(生年月日 昭和36年3月18日)

長官近影

略歴

 平成元年に裁判官に任官し、大阪地裁、岡山地家裁、裁判所書記官研修所、和歌山地家裁などで勤務しました。近年の略歴は、次のとおりです。
 
 平成18年  4月 司法研修所教官
 平成21年  4月 大阪地方裁判所判事
 平成24年  4月 大阪地方裁判所判事(部総括)
 平成30年  7月 司法研修所教官
 令和  2年10月 裁判所職員総合研修所長
 令和  4年  9月 神戸地方裁判所長
 令和  6年  1月 大阪地方裁判所長
 令和  7年  2月 高松高等裁判所長官

ご挨拶

 令和7年2月27日付けで高松高等裁判所長官に就任いたしました。
 四国での勤務は初めてですが、香川県、徳島県、高知県、愛媛県がそれぞれに興味深い歴史や風土を持ち、奥深い文化を形成して、海外からも注目されていることに大変関心を持ちました。また、近年、四国出身の人物がテレビ等でよく取り上げられるようになり、楽しみにしているところです。
 近時、社会全体がデジタル化や少子高齢化の加速等の大きな波に直面しています。裁判所は、そのような社会状況の大きな変化にしっかりと対応するため、裁判手続のデジタル化を含め、より利用しやすく、より利用しがいのある裁判手続となるよう検討、実践を積み重ねているところです。このような変革期においては、「3つのそうい(相違、総意、創意)」が重要であると考えており、この観点を生かしながら検討や実践を更に進め、国民の皆様からより信頼される裁判所となるよう、職員とともに力を尽くしていきたいと考えております。