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東京高等裁判所長官
堀田 眞哉(ほった まさや)
(生年月日 昭和37年7月22日)
略歴
平成元年に裁判官に任官し、東京地裁、京都地裁、東京高裁、最高裁、外務省などで勤務しました。近年の略歴は、次のとおりです。
- 平成22年4月
- 千葉地方裁判所判事
- 平成24年4月
- 東京地方裁判所判事(部総括)
- 平成24年12月
- 最高裁判所秘書課長兼広報課長
- 平成26年9月
- 最高裁判所事務総局人事局長
- 令和2年7月
- 千葉地方裁判所長
- 令和4年6月
- 最高裁判所事務総長
- 令和6年9月
- 東京高等裁判所長官
ご挨拶
令和6年9月11日付で、東京高等裁判所長官に就任いたしました。
裁判所の役割は、一件一件の事件に誠実に取り組み、その適正迅速な解決に努めるとともに、それを通して法の解釈適用を明らかにし、ひいては法の支配を確かなものとするのに寄与することであると思います。
現在、裁判所では、裁判手続の各分野のデジタル化を進めています。そのことにより裁判手続の利便性を高めるとともに、審理運営の改善に努め、より良い裁判を実現することができるよう取り組んでいます。
東京高等裁判所の管内は広く、各地の実情は様々ですが、当高等裁判所、知的財産高等裁判所、管内の各地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所において、こうした取組みを通じて、それぞれの地域の実情に即した質の高い司法サービスを提供できるよう、その環境整備に努めてまいりたいと考えています。
私は、裁判員制度発足後まもない時期に、当高等裁判所管内の地裁で、裁判長として、裁判員の皆さんと共に刑事裁判に取り組むという貴重な経験をすることができました。裁判員の皆さんの熱意や責任感に敬服すると同時に、裁判制度に対する地域の皆様のご理解やご協力がなくては、信頼される司法は成り立たないことを実感いたしました。
信頼していただける裁判所であり続けられるよう、力を尽くしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。